広瀬川に架かる澱橋を架け替えてみよう

2000 年度のまとめ

班:
2 つのグループだったが,研究室の某氏が実験のみ参加.
Group A: 河原佳武君と大野友也君
Group B: 島本正樹君と小林泰宏君
比較実験班:鮭賀旨蔵君(M1)
日程:
グループ同士の調整が取れなかったため,7/27, 8/4/2000 に 課題の説明をし,その後は email 連絡のみ. 載荷実験は 2/8, 2/10/2001 に実施.
レポート
勘違いもあるが,教科書的な点は捉えられていた.
Group A: スケッチおよび載荷実験
基本的に箱げたであるが,アーチ状のものがついている. ただしアーチ状のものは力学部材としては機能しそうもなく, 実際に載荷した時に触っても力が伝わってなかった. また,スパン中央部以外はしっかり下面までの箱げたになっていたが, 肝心の中央部で下フランジになるべき板が箱の内側に来ており, ウェブが開断面部材として露出していたため,弱点となった. 実際に載荷終局時には,この開断面の板に亀裂発生で崩壊.



Group B: スケッチおよび載荷実験
これも箱げたであったが,かなり頑丈に補剛されていた. ルール違反の重ねた板があり,特にウェブの重複板の角が 「かかと」の役目をして,下フランジを折曲げる作用が発生し, 崩壊を迎えた.ただし,女子学生が乗ることができた.



比較実験班: 載荷実験
スタンダードな 2 主 I げた.ただし,何の役目も果たしそうも ない縦部材がけた間にあった.基本的には横げた 3 本による 横倒れ防止効果付き I げた.

自重あたりの終局荷重
次のようであった.さすがに力学を勉強した後の某氏の勝利.
自重 (g)崩壊荷重 (kg)崩壊荷重/自重 (kg/g)
A55.023.50.427
B78.560.00.764
比較27.835.01.259

Tetsuo Iwakuma
2001年02月15日 (木) 21時06分05秒 JST; Stardate [-30]6192.52