next up previous contents index
Next: 各種のFONT Up: TEX Previous: TEX

TeX本体のインストール

TeXの最新版はWeb2C 7.3.7です. ひとつ古いバージョンはWeb2C 7.3.3です.

  1. /usr/local/tmpを作成し, 以下のサイトから必要なファイルをダウンロードします.近畿大学のServerは回線が細いため, 可能な限りMirror Serverを使用することを勧めます.

    Server アーカイブ(Web2C 7.3.3) 更新ファイル(Web2C 7.3.3) アーカイブ(Web2C 7.3.7) 更新ファイル(Web2C 7.3.7) ディレクトリ
    近畿大学のServer(http) Web2C 7.3.3 更新ファイル Web2C 7.3.7 更新ファイル  
    会津大学のMirror Server(ftp) Web2C 7.3.3 更新ファイル Web2C 7.3.7 更新ファイル ディレクトリ
    東京工業大学のMirror Server(ftp) Web2C 7.3.3 更新ファイル Web2C 7.3.7 更新ファイル ディレクトリ
    鹿児島大学のMirror Server(ftp) Web2C 7.3.3 更新ファイル Web2C 7.3.7 更新ファイル ディレクトリ
    東北大学のServer(ftp) Web2C 7.3.3 更新ファイル Web2C 7.3.7 更新ファイル ディレクトリ

  2. texinst***.zip /usr/localで展開します. ***はバージョンナンバーです.例えば,Web2C7.3.7の場合は texinst737.zipです.

  3. プロンプトを起動して /usr/localに移動後,コマンド texinst*** c:\usr\local\tmpを実行します.

    TeXのパッケージは頻繁に更新されます.以後パッケージの更新はアップグレードするアーカイブを /usr/localで展開するだけで完了です.

  4. 環境変数にpathを追加します.

    -------------------
    C:\usr\local\bin
    -------------------

    Web2C 7.3.7の場合は以下の設定は必要ありません. 5. に進んでください.

    Web2C 7.3.3 C:ドライブ以外にインストールする場合は以下の記述が必要です.

    ----------------------------------------
    set TEXMFMAIN=X:/usr/local/share/texmf
    set TEXMFCNF=X:/usr/local/share/texmf/web2c
    ----------------------------------------

    Xに各自のインストールしたドライブレターを指定してください.

    さらに環境変数に texeditを追加することでコンパイルでエラーが発生したとき,"e"のキーを押すとソースファイルのエラー行までジャンプしてくれます.
    以下はエディタとして秀丸エディタ,QXエディタ,WZエディタを用いた場合です. エディタによって設定が異なるので, 起動時のパラメータ設定について,エディタのヘルプを参照してください.

    -----------------------------------------------------------
    set texedit="C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe" /j%%d %%s
    set texedit="C:\Program Files\QX\QXW32.EXE" /j%%d %%s
    set texedit="C:\Program Files\WZ EDITOR\WZEDITOR.EXE" /j%%d %%s
    -----------------------------------------------------------
    WinNT系の場合は最後の /j%%d %%sを/j%d %sとします.

  5. /usr/local/share/texmf/web2c/texmf.cnfに以下を記述します.

    texmf.cnfがWindowsですでに関連付けられている場合があります.この場合は特定のアイコンで表示されさらに拡張子cnfが見えなくなっていますが,エディタから開く(またはエディタにDrag & Drop)ことで 編集できますし,この関連付けがTeXに対して影響することはないようです.

    ---------------------------------------------------------------------------
    140行目
    TEXINPUTS.jlatex209 = .;$jtexroot/{latex209;generic;latex;}//

    TEXINPUTS.jlatex209 = .; c:/usr/local/usr_sty//;
    $jtexroot/{latex209;generic;latex;}//
    に変更
    ---------------------------------------------------------------------------

    このような変更を加えるのは,初めから入っているスタイルファイルと後から個人で追加したスタイルファイルを別の場所に格納するためです.

    コンパイル時,スタイルファイルは上記のTEXINPUTSの記述順に従って検索されます.
    例えば, texmf.cnfファイルによって $jtexroot = $TEXMF/jtex;tex;ptexと設定されていますので デフォルトの設定の場合,以下の順番で目的のスタイルファイルが検索されます.

    1. コンパイルするファイルと同じディレクトリ
    2. /usr/local/share/texmf/jtex/latex209
    3. /usr/local/share/texmf/jtex/generic
    4. /usr/local/share/texmf/jtex/latex
    5. /usr/local/share/texmf/tex/latex209
    6. /usr/local/share/texmf/tex/generic
    7. ・・・・・・・

    そこで上記のように追加記述することで カレントディレクトリの次に c:/usr/local/usr_styが検索されます.

    スタイルファイルは名前が同じであっても,バージョンが異なる場合があります. そのため, $jtexroot以下に c:/usr/local/usr_styと同様に個人のディレクトリを作る方法もありますが,この方法よりも 上記のように設定することで,オリジナルのスタイルファイルよりも先に検索するため, オリジナルのスタイルファイルを変更することなく,自由にスタイルファイルを追加することができると思われます.

    jLaTeX以外のTeXを使用したい場合は texmf.cnfに同様の記述をしてください.

    なおLaTeX209とLaTeX2eは大抵のスタイルファイルは共存が可能ですが,一部で競合するスタイルファイルがあるようです.ですから,例えば usr_sty_209 usr_sty_2eなどのようにスタイルファイルの置き場所をTeXの種類(ASCII or NTT,LaTeX209 or LaTeX2e)によって別々にするのが良いのではないかと思います.

    ちなみに私は, usr_sty209 usr_sty2eの2つを作成してLaTeX2e用とLaTeX209用のスタイルファイルを区別しています.

これでTeXのインストールは完了です. Windows98系は再起動後TeXを使用することが出来ます(WindowsNT系は再起動の必要がありません).
/usr/local/tmpは削除してかまいません.

なお,使用できる主な日本語TeXは・・・

jtex.exe : NTT版plainTeX
jlatex209.exe : NTT版LaTeX2.09
jlatex.exe : NTT版LaTeX2e
ptex.exe : ASCII版plainTeX
platex209.exe : ASCII版LaTeX2.09
platex.exe : ASCII版LaTeX2e

その他,詳しいことは以下の詳しいページを参照してください.


next up previous contents index
Next: 各種のFONT Up: TEX Previous: TEX
Takashi CHIBA Last Modified at Thu May 2 01:36:07 2002